山形市で出会いたい・二日目4 | 負けるなナンパおじさん

夜の山形駅前

 令和元年、夏の終わりの某週末に、一年ぶりのおっさん一人旅。昼は観光を楽しみ、夜は美女をナンパするべく、二泊三日で、山形県山形市へ。

しかし、一年のブランクですっかりビビりに戻ってしまった私は、いくら人口の少ない地方都市とはいえ、誰にも声をかけることが出来ないまま、繁華街をうろうろうろうろする始末。

最後の夜、22時半を回って、やっと一人、声をかけたものの、上手くいくはずもなく、その後もただ彷徨うばかりで、タイムリミットを迎えようとしていました(前回の記事→山形市で出会いたい・二日目3 | やっと声かけ)。

山形の天使

 23時半を回り、駅前大通りをホテルへ向かって歩きながら、最後に一人だけでも声かけ出来ないかと、良さげな美女を探します。

駅を離れるにつれて、ただでさえ少ない人通りがさらに減っていく中、奇跡的に、一人歩きのお嬢さんが現れました。

周りの状況から、小心者おじさんとしては声をかけづらく、いったんはスルーしてしまいましたが、思い直して、後を追うことに。

 すぐに追いつき、「こんばんは、今帰りですか?」と、声をかけると、少し驚きはしたものの、特に怖がったり、迷惑がる素振りもなく、笑顔で「はい」と答えてくれるお嬢さん。

茶髪のショートカットで、身長160センチくらいの細身。歳は、二十代前半くらい。間違いなく美人、山形の天使です。

時間的に、どこかで飲み食いした帰りであろうと思われるので、「帰る前に、もう一軒行きましょう!」と、誘ってみましたが、「行かないです(笑)」と、笑顔で断られてしまいました。

「何でもご馳走しますから!」と、少しだけ粘りましたが、お嬢さんの心は動かせず、早々と断念してしまった、気弱な私。

内容も結果も残念なものでしたが、一時間前に声をかけた、あの浮浪者まがいのお嬢さんとは違い、終始、にこやかに対応してもらえました。

性懲りもなく七日町へ

 駅へ向かっていたお嬢さんと離れ、逆方向、ホテルへ向けて再び歩き出しましたが、もう一人歩きの美女なんて、現れそうにありません。

結果はどうあれ、あれだけにこやかに接してくれたのだから、もっと会話を続けるべきだった、と悔やみますが、後の祭りです。

そんな悔しさもあって、このままでは眠れない、山形の夜とさよなら出来ない、と、ホテルを通り過ぎ、七日町まで来てしまいました。昨夜と同じパターンです。

 時刻は間もなく0時になろうとしていて、当然ながら、七日町通はゴーストタウンの如き静けさ。すれ違うのは、飲み帰りと思われる集団が数組程度。

大沼デパートの近辺で、奇跡的に、一人歩きの女性を三人も見かけましたが、残念ながら、三人ともタイプではなかったので、声はかけませんでした。

結局、七日町を散歩するだけのおじさんになってしまいましたが、こうなることがわかっていながらも来てしまう、お茶目なおじさんでもあるのです。

夜の山形市七日町通

山形最後のチャンスか

 最後に、ほっとなる横丁の賑わいを見てから、ホテルへと引き返していたところ、七日町一番街にて、飲み帰りと思われる、一人歩きの女性を発見しました。

ロングワンピースを着た、茶髪セミロングの女性。中肉中背ですが、斜め後ろからなので、美女なのか、若いのかはわかりません。

お顔を確認すべく、少し歩調を早めて横に回ると、離れてはいたものの、殺気を感じ取られてしまい、こちらを向かれて目が合ってしまいました。思わずたじろいでしまう、気弱な私。

 歳はアラサーくらいか。東北の女性らしく色白で、お顔立ちも悪くありません。

年齢はちょっとアレですが、山形夜ナンパにおける最後の悪あがきとして、声をかけるべきレベルです。

しかし、タイミングを逃し、警戒態勢に入られてしまった状況で声をかける度胸は、ビビりおじさんと化した私にはありませんでした。

目が合った時点ですぐに近づき、声をかければ良かったと悔やむも、先に立たず。

ひとまず、七日町通へ私と同じ方向に曲がったので、対面の歩道に渡り、斜め後ろから追うことにしました。

ほっとなる横丁

アラサーを追うアラフォー

 背後を気にする様子はなく、スタスタと歩いていく、アラサー女性。もしかしたら、大して警戒されていないのかも、とも思えてきました。

追いながらも、別の一人歩き女性が通らないかと気を張っていましたが、全く遭遇せず。

このアラサー女性を逃したら、山形の夜は終わってしまう・・・、思い切って声をかけるべく、道路を渡ろうとしたその時、女性は交差点を曲がり、七日町通から逸れてしまいました。

家が近いのでしょう、住宅街の闇の中へと消えていく、飲み帰りのアラサー女性。あの暗い夜道で声をかけても、怖がらせてしまうだけです。

小心者のアラフォーおじさんは、その姿をただ見送るのみでした。

 こうして、最後までモジモジしたまま、山形ナンパ旅は終わってしまいました。二泊して、声をかけたのは、たった二人のみ。一年ぶりの一人旅だというのに、全く情けない内容と結果です。

残りの人生を考えると、山形にはもう一生、滞在しない可能性の方が高く、ナンパとなると、間違いなく最後だったでしょう。

そんな貴重な二晩を、ほぼ徘徊に費やしてしまいました。山形市には、完全敗北です。

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