山形市で出会いたい・二日目1 | チャリンコおじさん疾走

朝の山形駅

 令和元年、八月後半の某週末、一年ぶりの一人旅で、山形県山形市(人口約25万)へやってきた独身おっさんの私。

一日目の夜、これまで通り、ナンパを楽しむつもりで出かけましたが、人通りの少なさと一年のブランクから来る精神面の衰えにより、一人も連れ出せないどころか、声かけすら出来ずに終えてしまいました。

20時過ぎから0時過ぎまで、繁華街である七日町と山形駅前を、四時間もただ徘徊していただけです。

その上、就寝前には、無料アダルトチャンネルに慰められるという、ナンパ旅始まって以来の情けなく、恥ずかしい一夜になりました(前回の記事→山形市で出会いたい・一日目4 | ナンパ旅史上初)。

遥かなる盛岡

 アダルトチャンネルをオカズに抜き終わって、2時前頃には就寝したでしょうか、二日目は、8時30分に起床しました。排尿を済ませ、まずは、ホテル予約サイトへログイン。

山形市には二泊して、三日目からは岩手県盛岡市へ移動し、三泊する予定だったのですが、悩みぬいた末、キャンセルすることにしました。

天気予報がイマイチだったのと、昨夜、山形の街を徘徊したことで、金曜の夜ですら、小心者のおっさんがナンパするのに十分な人通りが見込めないという、地方の中都市の現状を痛感したからです。

盛岡市の人口は、山形市より4万人ほど多く、昔訪れた時はそこそこ賑わっていた記憶があるのですが、日曜、平日の夜にナンパするとなると、不安過ぎました。

 盛岡には、前回のおっさん一人旅の際にも、仙台に続いて訪れる予定が、おかげさまで仙台でのナンパが成功し、そのまま相手の家に転がり込むことになったため、キャンセルしたという経緯があります。

短い間に二回もキャンセルしてしまったということは、縁がないのかもしれませんが、いつか必ず行って、めんこいおなごをゲッツしたいです。

 というわけで、盛岡行きを泣く泣くキャンセルした後、前日にファミマで買っておいた、百円そこそこのパンを二つ食べ、身支度を整えてホテルを出ました。

山形まるごと館

 時刻は10時前。まずは、ホテルから徒歩30秒くらいのところにある、「山形まるごと館 紅の蔵」へ自転車を借りに行きました。

非常にありがたいことに、山形市では、観光用に、レンタサイクルを無料で利用できるのです。

しかも、中心市街地にいくつかある貸出返却所が、偶然、ホテルの近くにもあったのがラッキーでした。

山形まるごと館

 レンタサイクルの受付で出てきてくれたのは、二十代後半くらいのお嬢さん。用紙に書き込みながら、昨夜、七日町の静けさに驚いたという話を振ってみました。

地方都市あるあるの、郊外の大型ショッピングモールに客足を取られた他、仙台へも電車一本で行けるため、山形市中心部の繁華街は、夜だけでなく昼間も寂れてしまったとのこと。

「昔はもっと賑やかで」と話すお嬢さんでしたが、お嬢さんの言う昔なんて、それほど昔ではないと思うのですが。見た目より年がいっちゃってるのでしょうか。

 夜に賑わっているところはないのか尋ねると、こんなおっさんがナンパするなんて想定外でしょうから当然ですが、

一人で飲みに行く店を探していると思ったらしく、客層が若いのは駅の近く、大人の雰囲気を味わうなら七日町、と教えてくれました。

そういえば、駅前ではチェーン系の居酒屋が割と目につきましたが、七日町では、個人経営の店しか見かけなかったような。

 さらに、七日町には「花小路」という、風情のある飲み屋街があることも教わり、そういえば、ネットで知って見にいくつもりでいたのに、昨夜はすっかり忘れていたことを思い出しました。

あれだけ歩き回ったのに、偶然見つけることもなかったなんて。今夜は忘れないようにしないといけません。

というわけで、昼間のサイクリングとは関係のない情報を仕入れたところで、自転車を借りて出発です。

レンタサイクルで山形観光

 まずは駅前大通りを走行し、山形駅へ。歩けば十数分かかる道のりも、チャリならソッコーでした。夜もレンタルできたら大助かりなのですが、利用時間は、9時から17時までです。

朝の山形駅前大通り

土曜日とはいえ、まだ10時過ぎだからか、大通りも駅前も人通りは少なめでした。

朝の山形駅前

 続いて、夜は行かなかった駅裏へ。駅の西側に当たり、官民複合型高層ビルである霞城(かじょう)セントラルやスーパーマーケットのマックスバリュ等があります。

霞城セントラルは、山形市内で最も高い建築物とのこと。最上階に展望ロビーがあるので、サイクリングの最後に行きます。

霞城セントラル

 駅裏からそのまま西側へ進み、郊外の風景を見にいきました。駅からは緩い下りになっているので、チャリだと楽ちんこです。

10分もかからずに、広大な田園地帯へと行き着きました。さすが山形市。

山形市の田園風景

 田園風景を眺めつつ南下し、イオンモール山形南にて、暫し休憩。レンタサイクル受付のお嬢さんが言っていた通り、なかなか賑わっていました。

イオンモール山形南

 正午過ぎに中心市街地へ戻ってきました。十日町、本町、七日町と、ゆっくり漕いでいきます。

十数年前に山形市を初めて訪れた際に泊まった、ビジネスホテルと旅館のハイブリッドのような怪しげな宿が七日町通り沿いにあったはずで、昨夜も探したのですが、見つけられませんでした。

宿泊客が置いていったのであろう、熟女物のエロ本がロビーの本棚にあり、旅先でオカズに窮していた若き私は、仕方なくそれを拝借して一発抜いたのを覚えています。

当時でもすでに、けっこう古めの建物でしたから、もう閉館して解体されてしまったのかもしれません。

昼の山形市七日町

 花小路へも行きました。昼間でも、なかなか味のある町並みです。

昨夜の散策時、もう少しだけ足を延ばしていたら辿り着いていた、くらいの所にありました。夜はどんな雰囲気になるのか楽しみです。

昼の山形市花小路

 まだ時間も体力も大丈夫だったので、東側のもっと山の方へも行ってみました。山形駅から西へ向けては緩い下りでしたが、東へ向けては緩い上りになっています。

七日町から山の方へと上っていくと、馬見ヶ崎川という川が流れていて、その河川敷では毎年、日本一の芋煮会が開かれている、ということを記した看板のような物が立っていました。

そういえば、ニュースなんかで見たことがあります。ここでやっていたとは。

馬見ヶ崎川

 馬見ヶ崎川に架かる橋の上からの景色を堪能した後、七日町に戻りました。山形市を代表する繁華街である七日町。土曜日の昼下がり、人影はちらほら。

デパートの大沼や複合施設であるアズ七日町の中も覗いてみました。閑古鳥が鳴いているほどではありませんが、苦戦している感じではありました。

十数年前に訪れた時は、偶然、花笠まつりの開催中で、昼も夜も賑わっていたので、普段の七日町がどうだったのか、知りません。現在よりは、人通りがあったのでしょうか。

昼の山形市七日町

 サイクリングの締めくくりとして、再び駅裏へ行き、霞城セントラルの展望ロビーへ。24階建てですが、他に高い建物がないため、遠くまで見渡せます。無料ですし、お薦めです。

霞城セントラル展望ロビーからの眺め

ホテル側の気遣い

 観光を終え、15時10分、前日と同じ松屋で、遅めの昼食を取ります。メニューも前日と同様、硬派に牛めし並にしました。

食後は前日と違って、山交ビル内の地元スーパー「ヤマザワ」にて、半額シールの貼られたパンを夕食と朝食用に二個ずつ購入。一個数十円で済みました。

自転車を返却し、ホテルへ。私が借りた以外の自転車は、誰にも利用されていない様子でした。良い天気だったのに、もったいない。

 前日の夜ナンパは最低の結果でしたが、この日の昼観光は、天気にも恵まれ、概ね満足のいくものになりました。

前夜、不覚にも一発抜いてしまったことによる体力の消耗も感じませんでした。

しかし、部屋に戻ると、気になることが。ティッシュが新品に替えられていたのです。確かまだ半分以上、残っていたはずなのに。

オナティッシュが捨てられているのを見た客室清掃係が、「今夜も抜くはず」と、気を利かせたのでしょうか。そんなに大量のティッシュを消費したわけではなかったのですが。

そんな気遣いに及ばなくて済むよう、今夜こそナンパを成功させるぞと意気込みつつ、17時ちょうど、仮眠に入りました。

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