ハプニングバーで出会いたい2|夢が現実に

仮面舞踏会用のハーフマスク

特攻野郎Aからの報告

 長年の夢だったハプバー潜入を目前に控え、相棒のAを見送った私の胸にも、緊張と高揚が湧き上がってきていました(前回の記事→ハプニングバーで出会いたい1|憧れの世界)。

単独男性が友人知人同士で入店することはご法度なため、Aと時間差で入店し、見ず知らずの者同士として過ごす段取りです。

見送って暫くすると、「すでに女の人が一人います!」と、AからのLINEメッセージが!我々と同様、開店と同時に入ってしまうような、そんなガッツキ肉食女子がいるなんて!

否が応でも、期待が高まってしまいます。

大人(変態)の階段下りる

 Aの入店から30分弱経ったところで、そろそろだなと、店に電話。初めてであること、近くまで来ているので、間もなく入店することを告げ、興奮しつつ向かいました。

電話に出た店長と思しき男性の印象は、特別良くも悪くもなく、普通に丁寧な感じ。

 店は雑居ビルの地下にあるのですが、看板が出ていないため、サイトで確認していたにも拘らず、一度通り過ぎてしまいました。

引き返しながらよく探してみると、怪しげな細い階段を発見。ここが夢にまで見た、異世界への入り口・・・(大袈裟)。高鳴る胸の鼓動と共に(大袈裟)、下っていきます。

下りきってすぐのところにある、さらに怪しげな扉を開けると、先ほどの電話の相手と思われる男性が現れ、靴箱に靴を入れるように促されました。なるほど。ハプニングの度に靴を脱ぐのでは、めんどくさくて仕方ないですもんね。

入会手続き

 スリッパに履き替え、扉の中に入ると、入店カウンターが。異世界はさらにカーテンの向こうにあるため、ここではまだ、中の様子を知ることは出来ません。

先ほどの男性店長から店内での注意事項等、簡単な説明を受け、免許証を渡して、会員登録用紙に性癖等を書き込んでいきます。

男性店長は、Tシャツにジーパンという、ラフないでたち。本名で呼び合うわけにはいかないので、「あだ名は何がいいですか?」と、尋ねられました。

確かに、そういえば何も考えてなかったな、と、まごついていると、趣味を訊かれ、答えると、その趣味に応じたあだ名を付けられました。

非日常の世界へ

 入会手続きを終え、あだ名も決まったところで、いよいよ、カーテンの向こう側、大人の社交場へ足を踏み入れます。

全体的に、薄暗く、独特の妖しい雰囲気が漂う店内。男性店長が、初心者の私のために、ざっくり案内してくれます。

まずは、プレイルームへ通されました。8~10畳ほどのスペースに、大きめのマットレスが敷かれてあり、アダルトグッズはもちろん、貼り付け台まで用意されています。

開店間もない時間とあって、さすがにまだ使用者はいませんでした。

女囚幻想

 続いて、団欒スペースへ。12~14畳ほどの広さに、バーカウンターの他、ソファーとテーブルが2台ずつ置かれています。

客は、先に入店していたAの他に、何とすでに女性が2名!緊張と興奮を抑えつつ、ペコリと頭を下げて、新人らしく謙虚に挨拶しておきました。

最後に、シャワールームとトイレ、ロッカーを案内し終えたところで、「盛り上がった時には、プレイルームだけじゃ足りないんで、団欒ルームどころか、シャワールームやこっちの廊下でもチョメチョメなんてこともありますよ」と、初心者の好奇心を鷲づかみにする言葉で締めくくった店長。

他に店員が見当たらないので、どうやら一人で回しているようです。

おっさんのハプバーデビュー

 団欒スペースへ戻り、とりあえずは、カウンター席へ。5席ある内の、入り口側の隅に一人の女性、一つ空けてAという風に座っていたので、さらに一つ空け、反対側の隅に腰掛けました。

遂に、ハプバーデビューとなります。その存在を知ってから数年間、想像の中でしかなかった非日常空間の中に、確かに私はいるのです(大袈裟)。

しかし、ソファーに鎮座している女性は、ショートパンツで露出度は高いものの、かなりふくよかな体型。カウンターの女性は普通体型ですが、薄暗い中でも、パンチの効いたお顔立ちというのがわかります。

やはり、こういうぶっ飛んだ店に来る女性客というのは皆、容姿もアブノーマルなのかしらねと、この時は思ってしまいそうでした。