人生初ナンパ | 中学の卒業旅行にて

セーラー服姿で首に手を当てる女子学生

 私が初めてナンパをしたのは、中三の時のことです。といっても、卒業旅行先の宿泊施設で、友達とつるみ、同じく卒業イベントで泊まりにきていた地元の中三女子にちょっかいを出すという、かわいいものでした。

 私達は、仲の良い野郎ばっかり13名、彼女達は、クラス単位で来ていたので、男女合わせて40名近くいたのだと思います。

夜中、ミニコントのようなものを即興で作り、宿泊施設内のロビーで寛いでいる女の子達に、次々と仕掛けていきました。

そうしている内に、一番愛想の良かった女の子達とトークへと発展し、人数が絞られ、最終的には3対3で朝まで語り明かしたのですが、

今思えば、共通の知り合いもいない中で、よく話題が尽きることがなかったなあと思います。

 部屋に戻って、束の間の睡眠を取った後、宿泊施設を去る直前に、6人で記念撮影をし、連絡先を交換。

当時は、中坊が携帯電話なんて持てる時代ではなかったので、住所と家の電話番号です。

 旅行後、間もなく、その内の一人と付き合うことになりましたが、15歳の僕ちゃんに遠距離恋愛など務まるはずもなく、高校入学しての新しい出会いに浮かれてしまったこともあって、電話と手紙のやり取りを数回しただけで、自然消滅してしまいました。

今みたいにLINEがあれば、せめて、メールでもあれば、もう少しは続いていたのかなあ。

 考えてみると、初ナンパでもあり、ガキの遠距離なので一回もデート出来ませんでしたが、初めて付き合った人でもありました。

滅多に思い出すことはないのですが、少年の頃の記憶というのは、ちゃんと残っているもので、相手の子の苗字も名前も覚えています。

今回の記事を書くにあたり、そういえばと思って、フェイスブックで検索してみました。

結婚して苗字も変わっているでしょうし、ダメ元でしたが、やはり、探し出せませんでした。

心も体も澱みきってしまったおっさんの、甘酸っぱい思い出話です。